明石宏康 一般質問原稿
2 その他
B職員の資質向上の機会は十分か
(市民に安心と夢を提供する重大なその職責)
以下、質問内容
最後に、各課で最前線の問題に直面しながら頑張る市職員の資質向上について1点お尋ね致します。
市長をはじめとする市の管理職クラスの職員の皆様と私ども議員は委員会や議場にて顔を合わせ話しをする機会に恵まれておりますのが、市民との最前線で日々奮闘している職員の皆様と政策協議をするなど、知り合いの職員と一杯やっている時ぐらいのものであります。
一つでの課での勤務に長じますと、彼らにはいろんな事業の企画力や政策立案能力が備わってまいります。自分の意見に肉付けをしてもらおうと友人職員を訪ねて、反対にもっと有用な彼の意見提案を携えて戻ってきた事もありましたので、ある意味新米議員よりベテラン職員の方が即戦力である事は私自身が身をもって体験致しました。
しかし彼らのその豊富な実戦経験に裏打ちされた、優れた意見提案はあますとこなく行政に届いているのかとも考えました。職員課の職員の方の説明によれば、年齢経験役職の別なく職員には提案権なるものが条例で定められているが、実際に提案する職員は少ないとの事でありました。こんな勿体ない話があるでしょうか?たくさんの優れた提案や問題提起を持つ職員が、その機会を保証されながら、それを埋没させている、或いは今この議場にいる私達がそれを掘り起こせないでいる、誠に残念な話であります。
全員一度に限らず部単位、課単位でも職員全員で議論を成熟させる意見集約の機会があったなら、どんなに有益だろうと強く思います。イイ悪いはとにかく、お互いが意見をぶつけ合い切磋琢磨する事は職員の資質を間違いなく向上させます。どこかの知事が難解な横文字で言っていた創造的議論とはまさにこの事に相違ありません。
たくさんの意見や問題提起を持ちながら『どうせ自分が言っても』と考えて沈黙してしまっている職員がいらっしゃいましたら、条例に定めてあります通り是非遠慮なく私どもにその考えを聞かせていただきたいと思うのであります。市民に安心と夢、そして感動を提供する至上の目標を背負った職員皆様のその重大な職責を、初めて庁舎玄関をくぐったその初心をいつまでも忘れる事なく頑張って欲しいと切に願うものであります。
来るべき21世紀に世界は『人間本位の社会制度の確立』の時代を迎えるでしょう。そして地方自治体には縦割りではない、市民と行政がともに自治に携わる対話の政治の時代が来ると思います。市長には次なる激動の世紀の行政の舵取りを担うにあたり、この職員の資質向上に関してどのようなご所見をお持ちなのかお伺い致します。
(おわりに)
以上をもちまして大館市議会
今世紀最後の一般質問
登壇を終わらせていただきます。長時間のご静聴誠にありがとうございました。

新聞にも載った、今世紀最後の質問。
ホープだそうだ、ちゃんとやれよ明石!
以下、市長答弁
ただ今の明石議員の質問に対し、
今世紀最後の答弁
をさせて頂きます。
市職員の資質向上の機会は十分かということで、いくつかの貴重なご提言をいただきましたが、現在、最も力を入れ取り組んでおります研修として、OJT(オン・ザ・ジョブ・トレー
ニング)があります。これは、職場内において、日常の業務に直結した実践的な知識、技術等を取得させるのに効果的な研修であり、時間と場所に拘束されずに問題解決に迅速に対応でき、職場外の研修を経験した者から、そのノウハウ
を吸収できるといった面でも、その効果に大きな期待をしているところであります。
もちろん並行して、全市的な新たな発想、企画立案の場も、企画担当部署あるいは、既にある職員の提案制度にこだわらず、若手職員からベテラン職員まで忌憚なく発表できる場を、設定してまいりたいと考えております。
また、職場での仕事を通して、職員が考え、悩み、それを克服しながら、日ごろの仕事の中で切瑳琢磨して育っていくことも大切であり、職場内の学習風土、環境づくりを進めてまいり
たいと考えております。
21世紀を迎え成長から成熟へと、時代の流れは大きく様変わりしてきており、本格的な少子・高齢社会、情報化の進展、地方分権の実施等により、自らの責任で社会の変化に柔軟かつ弾力的に対応できる人材が求められております。
現在、策定中の人材育成計画の中でも職制に応じた政策形成・企画立案・法制等の職務遂行能力の向上のため、自主研修、職場研修、職場外研修、人事交流等を積極的に行うなど、職員の資質向上を図ってまいる所存であります。
以上であります。よろしくご理解を賜りますようお願い申し上げます。