明石宏康 一般質問原稿
4 当市の諸問題について
A市民の相談に真摯に対応しているか?
以下、質問内容
最後に当市の下水道使用料改定につきまして1点お願い致します。
改定案資料によりますと、県の汚水処理負担金の引き上げ、汚泥焼却処理に伴う負担金が新設されるなどの要因により、財政健全化の為には必要最低限の改定はやむなしとの事であります。担当職員の方にこれについて伺ったところ多額の先行投資の関係上供用に際しての原価はかなり高いのに対し、受益者にはその4分の1程度しか負担していただいておらず、差額は地方債など公費を投入しているとの説明でありました。
原則受益者負担という商取引のルールでは改定は確かに納得のゆく話しでございます。しかしながら県内で1番高額である水道料金、長引く不景気などもあり現時点での改定は、初めての値上げにも関わらず『もっと金を取られるのか』『大館の水道料金はどれもこれも高いぞ、おかしいんじゃないか』との市民感情を招きかねません。
改定に際しては、値上げ以外にないと断じるに足る論拠と検証が必要であり、同時に市民への十分な説明と細心の配慮が求められます。当局の皆様には『こうだからこうなんだ』という説明にとどまらず、赤字で公費依存である事を市民にご理解いただき、尚一層の経費圧縮への鋭意努力を市民に約束していくよう要望致します。
以上をもちまして私の一般質問を終わらせていただきます。長時間のご静聴誠にありがとうございました。
以下、市長答弁
今回の下水道使用料の改定は、本市が公共下水道の終末処理として負担する、県の汚水処理費の引き上げと新設された汚泥焼却処分のための負担金による経費の増加分を、使用者にも負担をお願いしようとするものであり、平成4年の供用開始以来、9年目にして初めての料金改定となります。また、料金は、県内他市と比べまして、中ほどに位置しており、決して高いものとはなっておりません。
下水道事業の管理運営費は、適正な費用負担原則に基づき、下水道使用者が負担することとされておりますが、この管理運営費の全てを使用料で賄うとなると、著しく高額な使用料となることから、3分の2に当たる、年額、 約5億4,000万円は、ー般会計繰入金に頼っているのが現状であります。
今後、下水道普及率の向上に伴い、公債費の償還や維持管理費等の増大が見込まれますが、これらの全てを税負担であるー般会計繰入金に頼るのは、下水道の恩恵を受けていない方々にも負担を強いることとなり、さらに、さまざまな市民サービスの需要を満たすためには、一定の財源が必要であることなども勘案し、下水道事業の受益者である使用者にも応分の負担をお願いしようとするものであります。
市民生活の基盤整備として、多くの市民が待ち望んでいる下水道の一日も早い整備促進を図るためにも、引き続き経営努力を行い、適正な運営を図ってまいりますので、よろしくご理解を賜りたいと存じます。
以上であります。よろしくご理解を賜りますようお願い申し上げます。