明石宏康 一般質問原稿
3 エコタウンへの取り組み姿勢について
以下、質問内容
また、当市が21世紀の基幹産業の一つとして取り組んでいるエコタウン事業について、事業内容ではなく取り組みのへの当市の姿勢について市長のご所見をお伺い致します。事業内容ではなくなぜ取り組み姿勢なのかという事を若干時間をいただき説明させていただきます。
数年前の話しですが『長木ダムを考える市民の集い』という会が市内で開かれ、これも勉強の機会と考え立ち寄った時がありました。会は2部構成で前半が建設を推進する県、市の方々の事業説明、後半が主催者側による質疑を交えた講演という構成でありました。大変勉強になったのですが、私が愕然となったのは1部では質疑応答は認めない、2部開始前にその方々は退席するといった推進者側の参加条件でありました。
農地転用問題で有名ですが大館市民オンブズマンの会前会長の故人小池栄一氏に『両者の十分な討論もなくあれのどこが考えるなのか!』と抗議したところ『お願いしてもダメだったし、私は問題児で煙たがられてるからなあ、でも自由討論を期待するなんて、君もまだまだ』と逆に笑われてしまった事が今でも思い出されます。
そして先日、11月21日『県北部エコタウン計画を考える市民の集い』が開催された時の話しを同僚議員から伺いました。推進者側の途中退席もなく質疑応答の時間もありダムの頃よりは改善されているとの事でありましたが、まだまだ両者の間には見えない壁があると痛感しました。お互い同じ大館に暮らしながらも十分な議論を交わせぬままに事業主の県や市、施行により受益者となる企業が賛成派に、疑問を抱いて問題提起をする市民グループが考える会からやがて反対派に・・・ダムの時と何ら変わらぬこの構図がこのエコタウン事業でも連綿と繰り返される事を私は議会人として危惧してやみません。
私はこのエコタウン事業は有用資源の再活用にとどまらず莫大な経済効果や低迷する雇用の拡大、若手の永住促進など、必ずや当市発展の起爆剤となり将来の基幹産業になると大きな期待を寄せる推進者側の一人であります。説明する関係者の皆様には、もっと重大なる責任と自覚を感じていただき、自信と論拠を持ち胸を張ってそういった場に臨んでいただきたいと強く願うのであります。
最初から疑問があって集まっている市民の方々なのですから質疑応答など枠など設けず、徹夜で論戦するくらいの不退転の覚悟がなくては、相手の方が納得してくれるはずなどありません。何よりお互いが相手の話しを真摯に聞けないのならせっかくの機会も只の時間のムダですし、お互い別々に相手に一切かまわず勝手にやってれば良いのです。それではダメだとお互いが重々わかっていて両者が机を並べる訳ですから双方が論陣を張り相手を論破するまで遠慮なくぶつかればいいではありませんか。
たくさんの問題提起がまぎれもない真実であるのなら事業主にはそれを改善解決する義務がありますし、税金を投入するからには、推進者側は全ての市民に理解を求める最大限の努力をしなくてはならない責務があると思うのです。市民に呼ばれてしぶしぶ出向くのではなく、逆に疑問視する市民、よくわからない市民、実現して欲しい市民みんなに呼びかけ集まっていただくのが筋とも感じるのですが、この取り組み姿勢に関しましての市長のご所見を事業に期待賛成する一人としてお伺い致します。
以下、市長答弁
「秋田県北部エコタウン計画」の事業化を進めていくうえで大切なことは、市民の皆様に「エコタウン計画」をよくご理解いただくことであると考えております。
これまでも、今年の3月には本市で、11月には小坂町でそれぞれシンポジウムを開催しており、また、各種団体の会合などの機会をとらえて説明会、勉強会を開催するなど啓発活動を展開してきております。
今後も、大館市の活性化、新産業の創出、雇用の拡大を図っていくために、「秋田県北部エコタウン計画」の推進に力を尽くしてまいりますが、併せて「エコタウン計画」について正し
く理解してもらうための正確な情報や事業の必要性等についての情報を市広報やリーフレットなどを活用しながら市民の方々に提供してまいりたいと考えております。
また、今後も県と協力してシンポジウムの開催など、啓蒙普及事業を展開しながら、市民の皆様のご理解を深めてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解、ご協力をお願い申し上げます。