(バック・ナンバー書庫を飾るのはコイツしかいない、掲載許可に深謝)

 

16年1月発行 第2号原稿

 

@初心に立ち戻って・・・

 拝啓、凍てつくような厳しい寒さが日々続く候、お元気に過ごされておりますでしょうか?昨年は皆様の暖かいご支持ご声援のおかげをもちまして、厳しい選挙戦を何とか勝ち抜く事ができました。紙面をかりまして衷心より御礼申し上げます。

 当市は現在、全国的な潮流でもあります市町村合併を筆頭に、市立病院増改築事業、中高一貫校や大型体育館の建設事業など喫緊の課題や公共事業が山積している状況にあります。こうした難局に一人の議員として市政運営に携わるにあたって私が自身に日々言い聞かせている信条は、『利害や立場に捉われず是々非々で政策討論の場に臨む事』であります。これは私が32歳で始めて選挙に立候補して街角に小さな事務所を構えた時、自身の一番大事な政治信条として皆様にお約束した自分の政治スタイルでもあります。月日が流れて交流範囲や知人が増えるにつれ、同時に目には見えないしがらみのようなものも5年前のかつてとは比較にならないほど大きくなりましたが、今も、そしてこれからも、この信条だけは何より重んじていきたいと願っております。

 過日TVを観ておりましたら、「新成人が社会生活で一番不安な事」のトップとして『数十年後果たして自分達は年金をもらって老後を安心して過ごせるのか?』が取り上げられておりました。若いのに随分先の事を案じているものだと珍妙な印象も受けましたが、年金に限らず彼等が政治に対して抱いているのが「期待」では無く「不信」である事を思えば一人の地方政治家としてはやるせない無力感を感じてしまいます。「政治なんてどうせそんなもんだろ」、「誰がやったって同じだろ」という諦めや絶望に似たイメージが彼等の政治に対する思いなのかも知れませんが、そうした意識を抱かせてしまったのは他でもでない私を含む政治家である事に私は大きな呵責と責任を感じます。多くの議員達が地方議会の片隅から政治改革のアクションをしていけるなら、その声は始めはたとえ小さくともやがて大きな叫びとなり、近い将来必ずや混迷する日本の政治を変えていけるものだと強く信じております。

 二期目の議員として活動しながら、選挙期間中に仲間達と声を枯らして街頭で叫んだ『是々非々』の初心を忘れずに日々精進して参りたいと気持ちを新たにしているとこであります。敬具

 


 

A市町村合併に直面して

 合併に関するニュースは連日のように地元紙の一面に掲載されておりますが、周知の通り当市では田代町との一市一町による合併が濃厚となっております。現在の任意協議会から法定協議会へと移行した段階で、合併の形態(新設か編入か)や庁舎の所在地、議員定数や税金や公共料金、介護保険料などの住民負担等々細部にまで及ぶ具体的な協議が始まります。住民負担に関しては議会でも度々議論されており、市民皆様の大きな関心事であると拝察しております。総務省自治行政局が刊行している合併資料では「一般的にサービスは高く負担は低くなると言われております」と記述されてはおりますが、当市の逼迫した財政事情を勘案すれば必ずしもそうなると断言できないのが現在の状況であります。「合併の目的は住民福祉の向上、合併によって住民負担が増大する事はおかしい」なる認識をもつ同僚議員の方も少なくありません。私も福祉向上という主旨には大いに賛成であります。しかしながら厳しい財政状況を無視して「絶対に住民負担は高くしません」と言明していいものなのかとの葛藤は私の中に常にありました。そこで昨年9月の一般質問で私は『できないかも知れない事を「必ずそうします」と口約束的に言明はすべきではない、現時点での見解が「難しいかもしれない」といったものであるならばキチンとそうした本音を述べるべき』と市長に問いました。市長は答弁の中で「低い方に合わせて試算すれば市財政の減収は確実。理想と現実は違う」との認識を強調しました。こうした議論は市民皆様から「議会も市長も住民負担を高くしようとしているのか」とのご批判をいただくかもしれないとの懸念はありましたが、私が敢えてこうした質問をしたのは、美辞麗句を並び立てて合併は百利あって一害もないと論じるより、メリットもデメリットもさらけ出して議論する事が望ましいと判断したからであります。紙面の都合上制約がありますが、この一般質問の仔細につきましては私の後援会ホームページ内に全文が掲載されておりますので、拝読していただければ幸いであります。

 議員定数につきましては自らの処遇に関する話でありますが、市民皆様との意識が決してズレる事のないよう襟を正して臨みたいと考えます。合併による行政のスリム化は多額の公費節減に直結する事を踏まえれば、議会も決して聖域などであってはならない、議員定数の削減もまた当然の転結であろうというのが私の認識であります。

 


 

B厚生委員の雑感 

 

 二期目の議員生活が始まってすぐに私は、初当選した時と同じく厚生常任委員会への配属を強く希望しました。それは市町村合併同様に現在の当市の最重要課題の一つでもある市立病院増改築事業の審議に臨みたいという思いがあったからであります。数年前当病院は医療事故や医療ミスが相次ぎ、加えて一部の医療スタッフの接遇の悪さによる苦情もあり、多くの市民から非難を浴び続けました。私は当時厚生委員会に配属されており、院長や看護士も交えた審議に度々臨んでおりましたが、市民皆様から受けた批判とはあまりにもかけ離れた、弁明や詭弁としか思えない答弁を聞く度に憤りすら感じた事も少なくありませんでした。増改築事業が結実するその日まで、許されるのであればこの厚生委員会で頑張りたいという思いはそうした苦い体験によるものであります。

 医師の充足率は連綿と全国平均を下回っており、看護師も定数は確保しているものの、育児休暇などでの人材不足は否めない状況にあり、こうした環境下での連日の激務があってはならない事故やミスの温床になっているとまで考えられます。日夜そうした過酷な条件で精勤されているスタッフのミスや運営の不備を見つけては一方的になじったり、ただ責めたりするのが厚生委員の職責などでは決してなく、「こうした方が良い」、「こうした苦情は解決すべきである」・・・建設的に、合理的に、利用者である患者さんが「あっ!この病院、前より良くなったよなぁ」と感じていただけるような方策を現場に喚起する事が何より重要であり、私は多くの圏域住民に愛される公営病院づくりに微力ながら尽力できる事に大きなやりがいを感じております。

 厚生委員会に限らず、委員会審議にあたっては、「自分は保守だから賛成」、「自分は市政野党だから反対」などという立場によって判断が左右されるような事は絶対にあってはなりません。最近の厚生委員会では政党や会派の枠組みを超えて、是々非々の討論をする光景が度々見られます。時には議案審議を円滑に進行する委員長が、議事を休憩して反対の討論をする場面も少なくありません。私はこうした光景が増えて来た事に、当市議会の明るい可能性を感じるものであります。現在の少年少女がいつか「議員として頑張ってみたい」と思った時に、「大館市議会は君達が思っているほど悪くはないよ」と言いながら一緒に熱く議論ができる日を思い描きながら、そうした健全な市政運営のテーブルを創り上げて彼等を待ちたいと思います。何色にも染まったり汚れたりしていない真っ白なバトンを彼等に渡す事が今は若手議員の私の職責でもあると信じているからであります。

 


 

Cホームページのご案内

 今回取り上げました9月議会での一般質問(合併、市立病院など)をはじめ、1期目に登壇した4度の一般質問の全原稿も掲載されております。容量が30メガを超える巨大な政治家後援会のホームページですが、真面目に読みたい人と、ビール片手に笑いながら読みたい人と、どちらも訪問して楽しかったなぁと思っていただけます様に、若干極端な構成になっております(汗)。議員としては勿論ですが、普段のままの素顔の私や、こんな話掲載するのか〜みたいな話(大失恋等々)まで容赦なく?掲載されております。身近な、どこにでもいる37歳の若者と仲間達の姿をご紹介しております。是非一度拝読いただけましたら幸いであります。

 


 

D相談随時歓迎です!

 昨年4月に発行した市議会レポートで詳しく触れましたが、市民生活に密着したご相談事に膝を向け合って真摯に取り組むのも地方議員の大事な仕事です。正直なところ初めて当選した11年は約半年間何の相談も来ませんでした。定例議会や委員会が無い時、市役所に行くと先輩議員が忙しそうに各課を回ったりしていて、それをぼんやり眺めたりしながら、「自分って給料ドロボウだよなぁ〜」などと落ち込んだりしたものです。現在は道路の改修要望や施設の改善要望、学校に通う子供についての相談など、多岐に渡るいろんな苦情の窓口として市民の皆様からご連絡をいただけるようになりました。皆様と同じ地域に暮らしながら、皆様と一緒に悩んだり取り組んだりする事が私の仕事でありますので、どうぞご遠慮なくご連絡下さい。後援会事務所の所在地は柄沢字山王台16−2、後援会専用電話は42−6551(FAX兼用)です。不在が多い為、ご連絡先を書いたFAXをいただけましたら幸いです。

明石ひろやすプロフィール:1966年8月26日生まれ 37歳 独身 O型乙女座 動物占いトラ(古い?) 明治学院大学経済学部経済学科中退 (株)あかし取締役専務 (協)日専連おおだて理事兼青年会長 『北秋田ライダーズフェスタ』主宰 『出逢いの交差点』主宰 大館ロータリークラブ会員 ほか